【紹介】「OWW」で作るさいきょうの美術館

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「Occupy White Walls」って?

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いつのまにか外はすっかり寒くなってしまいましたね。

今日紹介するのは、芸術の秋、長くなった夜に遊びたい。アートに触れるゲーム「Occupy White Walls」(オキュパイ ホワイトウォールズ)です!

最近はずっとこれで遊んでました。無限にできて、時間が溶けます。

 

5行で分かる「どんなゲーム?」
  • 【ジャンル】美術館建築SIM
  • 増え続けるパーツで世界に一つの自分だけのギャラリーを作る
  • 実在する1万点以上のアートから好きな絵を飾れる
  • MMOで世界中のユーザーのギャラリーに遊びに行ける
  • 日本語対応無料

システム

このゲームの大きな要素は《アートの収集》《美術館の建築》《他プレイヤーとの交流》の3つです。

難しい操作は一切なし、競争や時間制限もありません。好きな時に、好きなだけ、思うように美術館を作って遊ぶことができます。

また、美術の知識が無くても大丈夫

少しでも「アートを見ると楽しい」と思える人なら、自然と遊べるシステムが用意されています。

アートの収集

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OWWを素晴らしいゲーム足らしめているのは、ゲームの中の自分の美術館に現実に実在する絵画を飾れるという点でしょう。

ゲーム内には、美術の授業で見覚えのあるような有名な絵画から、ごく最近描かれたばかりのデジタル作品まで、1万点以上のアートが収録されています。

さらには、ユーザーが自分の作品をアップロードすることも出来る(別サービスに会員登録が必要)ので、アートは日々増えていきます。

 

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しかし面白いことに、作品名や作者名からアートを検索することはできません。

作品との出会いを提供してくれるのはDAISYという人工知能

ランダムに表示される9枚から、好きなものを選んだり、お気に入りに追加するうちに、自然と自分の好みのアートが表示されるようになります。

一見不便に思えますが、未知のアートと遭遇出来て楽しい!

 

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作品の詳細画面から、直接アーティストのホームページやインスタにリンクで飛ぶことも可能です。

美術に詳しくなくても、自然と好きなアーティストが見つかり、アートにも詳しくなるはず!

また、アートを買えば買うほどレベルが上がり、次に説明する 建築で使えるアイテムの種類が増えていきます。

美術館の建築

このゲームで楽しいのは、なんといっても美術館の建築でしょう!

床・壁・置物などのパーツが豊富に用意されていて、組み合わせは無限大!

それぞれ凝ったデザインなので、適当にセットしても雰囲気でます。

 

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初めは少ない種類のパーツしか使えませんが、レベルがあがるごとに新しいアイテムが使えるようになります。

ただ、アートを買ったり、建築用のパーツ、またはアバターのスキンなどを入手するにはゲーム内通貨が必要です。

通貨を稼ぐには、作った自分のギャラリーをワンクリックで開くだけ。NPCが訪れ、観覧料を置いて行ってくれます。

通貨を貯めればギャラリーの領域を拡張することもできるので、ギャラリーと言わず広大なミュージアムが作れます!

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これらの画像は公式サイトで紹介されているもので、全て実際のゲーム画面のキャプチャです。

このように、プレイヤーの想像力次第で、世界に一つだけのオリジナル美術館を作ることができるのです。

「でも、こんな独創性自分にはないな……」というひとは、実際に他のプレイヤーのミュージアムを見に行って参考にしてみましょう!

他プレイヤーとの交流

MMOが採用されている今作では、世界中のプレイヤーの美術館に、簡単に遊びに行くことができます。

行った先の美術館に飾られてる絵はその場で買えるので、「アートとはランダムにしか出会えない」と前述しましたが、有名な絵にはわりと出会いやすくもあります。

もしすばらしい美術館に巡り合ったなら、相手の受付デスクにコメントを残して気持ちを伝えましょう。

逆に、自分のデスクに来館者のコメントが書き込まれることもあり、嬉し恥ずかしい気分になります。

ただ、書き込まれるコメントも、ゲーム内で交わされているチャットも、基本的には英語なので頑張って翻訳しましょう……

注意点

天国みたいに楽しいゲームですが、少しだけ留意すべき点もあるので紹介しておきます。

英語が多い

日本語でプレイする設定にしても、日本語化されるのは全テキストの2割ほど。しかも、かなり怪しい翻訳。

意味がつかめなくても問題なく遊べるゲームですが、理解できない場面も多いことは確かです。

重い(こともある)

ギャラリーを拡張すればするほど、当然パソコンへの負荷は大きくなります。

また、自分のところは大丈夫でも、他プレイヤーの美術館へ遊びにいったら、そこがとんでもなく重くてそのままゲームがクラッシュ、なんてのもよくあります。

早期アクセスタイトル

特に問題があるわけではありませんが、OWWは2018年11月にリリースされて以来早期アクセスのままです。

頻繁にアップデートされ、アイテムもどんどん加わっているのでいつまでも遊べそうなゲームです!

おわりに

アート好きにも、建築好きにも、それ以外にも楽しめる素晴らしいゲーム!

なんでこれが無料なんですか??ふしぎ!

正式版になっても無料で遊べるらしいので、安心して始めてみてくださいね。

そして、私のギャラリーに遊びにきてくれたらとってもうれしいです!

 

それでは、記事を読んでいただきありがとうございました!

美術館建築に戻ります。さようなら。

 

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※ここまでの記事内の画像は全て Occupy White Walls からの出典です