【紹介】Coma続編「Bad Dream:Fever」

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攻略記事はこちらからどうぞ。

 

 

 

「Bad Dream:Fever」とは?

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「Bad Dream:Coma」の次作!

以前このブログで紹介した「Bad Dream:Coma」(バッドドリーム コーマ)

高めの難易度と、細かく作りこまれた分岐がやりごたえのある、ポイント&クリックADVでした。

 

*詳しくはこちらで紹介していますので、よろしければどうぞ!

 

その Coma の発売から1年半後にリリースされたのが、「Bad Dream:Fever」バッドドリーム フィーバー)です。

シリーズ作っぽいし前作の続編かな、と思って遊ぶと、いろんな意味で予想を裏切られました!

Comaに夢中になれた人ほど、このFeverも楽しめると思います。

逆に、ComaをしないままFeverを始めるのは(もちろんプレイに支障はないけど)あんまりオススメできないな、とも思いました。

2作の違いにも触れているので、参考にしてみてくださいね。

 

それでは、紹介していきます!

 

 

注意点として、Comaに引き続き現段階で日本語でのプレイはできません。

英語の文章が理解できないと、進行が厳しい場面も多々あります…

ただ、中学生レベル英語の自分でも Google翻訳だけでなんとかなったので、あまり身構えず遊んでみてください!

ストーリー

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自室のベッドでくつろぎ、テレビをつけようとするあなた。

すると、いきなり黒い何かに飲み込まれ、見覚えのない部屋で目覚める。

どこからか現れたペストマスクの女性が言うには、街は謎の疫病で壊滅状態らしい。

治療薬を作ろうとする彼女の代わりに街へと踏み出すが、ドアの外には、現実とは思えない奇妙な世界が広がっていた…

前作の続編ではなく、完全に新しいストーリーが描かれています。

ただ、進めていく中で 前作Comaがメタ的に登場する場面があり、前作の知識があった方が絶対に面白いです!

Comaとの違い

シリーズ2作目のこちら、ほとんどの方が 前作「Bad Dream:Coma」をプレイしてから辿り着く作品だと思います。

「前作は面白かったけど、これはどうかな?」と迷い中の人のために、2作を比べた感想をまとめてみました!

マルチエンディングじゃなくなった 

Comaでは一つのアイテムの使い道が一つではなく、自分で善行をするか、悪行をするか選ぶ余地がありました。

そして、悪い行いをすればするほど、迎えるエンディングも悪いものに変化していきました。

今作ではシナリオは一本道になっていて、行動次第でエンディングが変わるということはありません。

パズルのボリュームダウン 

シナリオ分岐が無くなったのにともなって、アイテムは正しい場所でしか使えないようになっています。

加えて、自分でたくさんのアイテムの中から 正しいものを考えて使うのではなく、使う場所にカーソルをもっていけば自動で使うべきアイテムが表示されるように変わりました。

これらの変更で、ゲーム自体がかなり簡単になっています

マップのボリュームも若干下がってるので、クリアまでの時間は、前作の3分の1~5分の1にまで減った印象を受けました。

好きな場所から始められる 

ロード画面に『Checkpoint』が加わり、一度過ぎた場面なら、戻ってそこから遊べるようになりました。

ホラー要素が無い 

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相棒役のこの子、かなりいいキャラ。若い女子!って感じ。

仮面の男のような不気味さ・得体の知れなさがゼロです。

他にも全体的に、雰囲気はComaのままですが 怖さが格段に減りました。

前作は初見の時はあまりに怖くて、音を極小にして遊んだのですが(怖がりの感想です)、今作は最後まで普通にプレイできました。

ゲームのストアページもよく見ると、Comaにはあった『ホラー』『ゴア』タグが無くなっています。

ストーリー性と演出の強化 

エンディングは一つ・パズルも簡単・ホラーとゴアもない。

となると、ゲームとしてのクオリティがめちゃくちゃ落ちた?と思ってしまいますが、その代わりに演出に力が入れられています。

ストーリーの項目でも触れましたが、『メタ要素』がこのFeverにおいて結構なウェイトを占めていて、それを徐々に明らかにする演出は、プレイしていて関心しました。

(・~・) 前作も病院のパソコンを使うギミックがあったし、この製作者はそういうのが好きなんだろう

 

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しかし、メタ的展開が苦手・はまらない方にとっては、どうしてもComaと比べると劣る…と感じてしまうと思います。

Feverでは実績が廃止されているのですが、前作は実績集めも楽しかったので、その点もちょっと残念でした。

ゲームの価格も、Coma ⇒898円 Fever ⇒1010円 と、少しだけですが値上がりしているので、そのあたりも留意して 遊ぶかどうか悩んでみてください。

 

おわりに

いろいろ言いましたが、わたし自身は楽しく遊べたし、時間を使う価値のある良いゲームだと思いました!

次回作がもし出れば買うつもりです!

Comaの記事で触れましたが、BadDreamではない新作が開発中みたい…楽しみです😊

 

それでは、記事を読んでいただきありがとうございました!

 

※本記事内の画像は全て Bad Dream: Fever からの出典です